5歳児さんは、11月から取り組んでいた
楽器遊び。
昨年の5歳児さんが合奏で使っていた
大太鼓、小太鼓、シンバル、木琴、鉄琴、ハンドベル・・・
大きな楽器と出会いました。
どんどん!バンバン!みんな鳴らしたくて、うずうず。
順番に代わって鳴らすのですが、取り合いになったり、
「できなかった~。」とすねたり、
そんなところからのスタートでした。
でーも、目覚めると底力を発揮する5歳児さん。
大好きな ♪パレードの曲に合わせて
合奏に取り組み始めると、
「音楽会をしてりす組(3歳児)さんや
うさぎ組(4歳児)さんに聞いてもらおう!!」と子供たちから
の声。うれしい担任です。
夏や秋のお店屋さんに来てもらったことが生かされています。
初めて出会う楽器ですが、
魅力あふれる楽器を上手くならしたいという気持ちが
みんなで合わせよう!!聞いてもらおう!!と
日に日に高まっていっているのが分かりました。
ちょっと頑張ってみる心が育ってきています。
友達と教え合い!
ビデオを撮ってもらって、研究もしました。
「ふらふらしてたら、かっこ悪い!」
「待っているときは、音を出さないほうがかっこいい!」
演奏しているときだけやればいいんじゃなくて
一生懸命にするってどういうことか実感したようです。
そう!楽器を片付ける時もそーっと音を立てないようにする。
丁寧に扱うことって、とっても大事。
音をそろえるためにはどうしたらいいか
真剣に考えましたよ。
「自分の音を聞く!」「友達の音を聞く!」
「ピアノの音を聞く!」
「途中で分からなくなっても、途中から合わせようと思う!」
「一発集中で頑張る!」など、一生懸命に考える5歳児さん。
3歳児さんや4歳児さんに聞いてもらう日は、
全集中で頑張っていました。
「音が響いててすごかった!」
「みんなが揃っていてかっこよかった!」など
感想を言ってもらって、大満足の5歳児さん。
「最後まで聞いてくれて、うれしかった。」など
頬を紅潮させて、お礼を言っていました。
自分の演奏を振り返って、
「めっちゃ疲れた。」「めっちゃ楽しかった。」
「間違えたけどピアノの音を聞いたら、合わせられた。」
「みんなの音が揃っていて凄かった!」
「ミドミドのところ、油断してしもた~。」など
自分のできなかったところもどう頑張ったかというところも
言える、感じてる5歳児さん!!です。
上手くできたことより、どう頑張ったか、
その過程を自分で手ごたえとして感じていると
ぐっと伸びて、自信につながっていきますね。
実は、参観を予定していたのですが、
コロナ感染防止のため、
急遽お家の人の前で演奏することができなくなったのです。
それでも取り組む眼は真剣そのもの。
ビデオ撮影をして希望者にDVDに焼いてみてもらうことにしました。
ほんとによく頑張りました。
達成感でいっぱいの5歳児さんに拍手!!
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