延期していた5歳児さんのクッキング。
やっと、11月10日のできることになり、
さあ、相談タイムです。
クッキングで何作ろうと問いかけると、
「魚焼く!」「オムライス!」「たまごやき!」などなど。
ねえ、全部作れたらいいんですが、、、笑
そこで、
「みんなはクッキングでどんなことしたいの?」と
担任が聞いてみると、
「包丁でトントンしたい。」
「なんかな、火でジュージューしたい。」と
したいことができるメニューは?と考えて、、、。
カレーに決定。
次は、カレー具材の相談です。
自分が入れたい材料をとにかく出していきましたが、
家でどんなものを入れているか、
聞いて来ようということになりました。
さあ、それぞれの家庭の味をどんなふうに聞いてくるか
楽しみです。
次の日、お肉を何にしようかと豚肉に決まりかけたとき、
一人の子供が「鶏肉がよかった、、、。」と
泣きはじめたのです。
「豚肉の人が多いから。」と気にも留めない子供がいる中、
これは、少数の意見でもみんなで考えてほしいなと思い、
「どうなのかな~?相談って多いからすぐにその多い意見に
決めちゃうんじゃなくて、難しい言葉だけど、納得っていって
どの人も気持ちよく決められるようにみんなで考えること
なんだよ。」と揺さぶりをかけてみました。
すると、
「鶏肉でもいいよ。」
「少しだけならいいよ。」
「両方入れてもいいよ。」など
折り合いをつける意見が出てきました。
最後まで豚肉だけにこだわっていた子供も
「ちょっとにしてならいいよ。」と妥協案を自分から言えて、
ほんとにみんなが気持ちよく納得!して
肉の種類を決められたな~と思いました。
相談活動で、一つステップアップした5歳児さんでした。
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