カエルさん元気でね。

| コメント(0) | トラックバック(0)

ずっと部屋で過ごしてきたおたまじゃくし。

毎日飼育ケースを覗いて、観察している子供たち。

「あっ!足が出てる!」

「手が出てきた!」などと

少しの変化に気付いて、お知らせするのは、

毎日毎日興味を持って観察している子供たちです。

だんだん、興味を持ってみる子供が増えてきましたよ。

そして、テレビ視聴でみたように、本当にカエルになったときは、

「カエルになった!!」と大喜び。

隣のクラスに知らせに行ったり、隣のクラスの飼育ケースを

覗いて、違いを見つけたり、行動が広がっていました。

虫を捕まえて、ケースに入れていたんですが、

やはり弱ってきているカエル君。

そこで、クラスで話し合いました。

逃がすことは全然頭になかった子供もいましたが、

先生や友達が「餌がないよ。」というのを聞いて、

「どうしたらいいかな?」と考え始めました。

3歳児さんは、先生の「逃がしてあげようと思うんだけど、どう?」

といううながしに、誰もいやだ!ということなくでした。

4歳児さんは、逃がす話を聞いて、「え~っ!!」と言いながらも

よく考えて、「餌とるの難しい・・・。」と逃がすことに決めました。

5歳児さんは、逃がす派、飼いたい派、どうしたらいいか分からない派、

がいるようでした。「餌、頑張って探す!」

「休みの日は、いっぱいあげとく。」「なかなか見つからないよ。」

友達の意見を聞きながら、揺れながら、逃がすことになりました。

カエル君に「元気でね。」「バイバイ!」「淋しい。」など

いろいろな気持ちを味わえたかな。

IMG_6638_s.jpg

隣の小学校へ逃がしに行きました。

IMG_6659_s.jpg

IMG_6642_s.jpg

校長先生も見に来てくださいました。

IMG_6657_s.jpg

4歳児さんのクラスでは、まだ、残っていたカエルに変身した

おたまちゃんを、「早く逃がしてあげないと死んじゃう!」と

飼わなければ気が付かなかったカエルの命に気付いていました。

自分と同じ大切な命です。IMG_6664_s.jpg

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://blog.suita.ed.jp/mt/mt-tb.cgi/43886

コメントする

カテゴリ

ウェブページ

Powered by Movable Type 6.5.0

このブログ記事について

このページは、ウェブ管理者が2019年7月 2日 16:05に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「カレー作り」です。

次のブログ記事は「養護教諭の先生の話を聞いたよ。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。