4年生になり、子どもたちの行動範囲は変化しています。
新しい友だちができ、放課後に遊びに行く場所が遠くなった子。
新しい習い事が始まった子。
学童をやめたり変わったりした子。
環境が変わってからの、子どもたちの適応力にはいつも驚かされます。
しかし、行動範囲や行動時間が変わるということは、気を付けないといけないことも増えるということです。
「危ないことに巻き込まれない、関わらないようにするためには、どうすればいいのかな?」
それを学ぶため、吹田警察の方に来ていただいて防犯教室を開催しました。
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「本物の警察官や!」
と、子どもたちはちょっと興奮!
実際に起こった事件や事故のお話を聞いていると、少し怖くて悲しい気持ちになりましたが、一つひとつのお話をしっかり受け止め、たくさんの約束をしました。
◆家の人は、何があってもわが子を守ってくれるもの。お家の人の言うことは、きちんと聞こう。
◆嘘、万引き、物を壊すこと、犯罪につながることを絶対しない
◆自転車の二人乗りは絶対にしない
また、ご自身の警察官になるまでの経験を通して「苦手なことがあっても、こつこつ努力し続ければできるようになる。だから諦めないことが大切だよ」と、みんなの未来を応援してくださいました。
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行動範囲が広がることは、悪いことではありません。
しかし、近頃小学生が一人でお店を出入りしている姿もよく見かけます。
学校では子どもだけでの買い物や校区外へのお出かけはしない決まりになっています。
今回の防犯教室では、どの子も自分のこととして話を聞くことができていました。
守るべきことを守って、その上で楽しみを見つけていくみんなで居続けてほしいと願っています。