1月19日に、3年生の総合学習「昔の暮らしを調べよう」の一環として、七輪体験が行われました。
当日は天気にも恵まれ、たくさんの地域の方々にお手伝いいただきながら、七輪でおもちを焼くことができました。
1番大変だったのは火おこしです。マッチを擦ることも初体験の子がたくさんいます。恐る恐る擦って火をつけ、慌てて七輪に投げ込みますがなかなかうまくいきません。うまく新聞紙に火がうつっても、割りばしや炭に火がなかなかうつりません。
なんとか火を起こした後も慣れない作業が続きます。こげないように焼くのが難しく、置き場所や火の強さを気を付けてみておかないと、あっという間に白いお餅が真っ黒になります。昔、七輪を使っていた人も同じように苦労したのでしょうか。それとも、なにかコツがあるのでしょうか。興味がわきます。
数々の苦労の末焼けたお餅は、やはり格別の味だったようです。
「昔は炭火を使ったあと消さないで捨てずにとっておいたんだよ。そうすれば次に使うとき火おこしが楽になるし、ごみが少なくなるからね。」
と、地域の人に教えてもらいました。苦労した後だけに、昔の人の知恵ってすごいんだなぁと、皆感心した様子でした。
さあ、次は博物館見学です。さらに昔の暮らしを詳しく調べていきたいと思います。