学校薬剤師の伊藤弘樹先生(アイン薬局南千里店薬局長)に来ていただきプールの水質検査
並びにプール施設の衛生点検をしていただきました。
学校のプールの水は、学校保健安全法によって水質基準が定められています。
例えば、「遊離残留塩素濃度は0.4mg/l以上であること。また1.0mg/l以下が望ましい」
となっています。だから、塩素をたっぷり放り込んで消毒している・・・なんてことはありません!
また、「給水源は、水道水の基準に適合するものであること」となっています。(ちなみに飲料水
の遊離残留塩素濃度の基準は0.1mg/l以上を保持、場合によっては0.2mg/l以上)
だから、はずみで口に入ってしまってもだいじょうぶ!
これらの基準にそって、教師がプールの時間ごとに水質検査を行っています。こうした日常の
検査に加え、さらに、学校薬剤師の先生に、水素イオン濃度、大腸菌群、総トリハロメタン地、
の測定を行ってもらっています。
水が汚れ、浮遊物が増えたり、一般細菌が増えたりすると、目を刺激し結膜炎を起こしたり、
はずみで飲み込んでしまった場合、下痢を起こしたりすることがありますが、学校のプールの
水質基準で管理されていれば、ほとんどそのような心配はないとお考え下さい。
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