本校の道徳教育推進担当者が5年生に教科書の「うばわれた自由」のお話を元に、「自由とは何か」と考える授業を行いました。自由がいい!規則や決まりにしばられるなんて嫌だ!なんて思っている子どもたちが、このお話を通して、自由とは何か・・・、決まりがや規則のない自由って本当に良いのか・・・と改めて自由について考えました。皆さんのお家でもぜひ話題にしていただきたいテーマです。
☆今日の授業の様子です
・自由とは○○〇。皆さんならこの〇〇〇に、どんな言葉を入れますか。
・子どもたちからいろいろな意見が出ました。
・では、自由をじゃまするものって何ですか。
・では、今回は教科書の「うばわれた自由」のお話を聞きましょう。
・「ジェラール王子の考える自由」と「ガリューの考える自由」って何でしょう。
・子どもたちはグループで考えたことを発表しています。
・では、もしそれぞれの考える自由が世の中に広がったら?
・そうですね。やはり、ルールって必要ですよね。あれっ、でも、はじめに自由をじゃまするものの一つにルールを挙げていませんでしたか。子どもたちは最初に意見を出していたことと、お話を聞いて考えたことに違いが出たことに気づき、また考え直しています。
・授業を通して、はじめに自分が考えていたことから、いろいろと考えがふくらんだり、逆のことを考え直したりすることができました。お話を読んだり、友だちの意見を聞いたりして、改めて自分はどのように考えたいのか・・・道徳の授業って楽しいでしょう。これが正解というものはありません。自分の意見を自分の言葉で発信することが大切なんですよ。