2日目は、宮島へ世界遺産観光へ行きました。
しっかりと寝た後、いよいよ2日目の活動が開始です。朝食も、品数がとても多く、ふだんとはちがう朝食に、子どもたちもおかわりをしていました。しっかり栄養補給です。
JRの在来線に乗って、宮島口に着きました。新幹線、路面電車、JR在来線の次は、フェリーです。ここでも、フェリーに乗るのが初めての子が多く、乗る前からみんなの気持ちはドキドキしていたようです。
乗ってみると、「こわい~」と言っていた子も、いつの間にか大興奮でした。海の上を進むフェリーがとても楽しかったようです。乗船時間はたったの15分程度・・・あっという間に、宮島へ到着です。
宮島へ到着したら、さっそくロープウェイ乗り場へ向かいました。途中、鹿にびっくりすることもあれば、思ったよりも急な上り坂にしんどい思いをしたり、きれいな紅葉にいやされることもあったりして、宮島観光が楽しめそうな雰囲気がとても感じられました。特に、真っ赤な紅葉には、さすがの子どもたちもおどろいたようで、秋の終わりを感じる瞬間がありました。ロープウェイは、途中乗り換えがありました。最初は8人で乗る小型のタイプでしたが、後半は30人乗りという大型のゴンドラでした。渓谷を進んでいくゴンドラの車内では、「落ちたらどうしよう」「どこまで行くのかな」などと会話を楽しみました。
頂上に着くと、絶景が待っていてくれました。ミシュランの絶景にも選ばれているそうで、ここでも周りの景色に子どもたちは大興奮でした。カメラマンの方にも写真を何枚も撮ってくれました。
下山するとき、途中の紅葉谷公園で写真を撮りました。背景の紅葉が美しく、平和記念公園で撮った集合写真とはまた違った雰囲気で撮ってもらうことができました。
ロープウェイで景色を楽しんだ後は、厳島神社の見学です。たくさんの観光客もいて、とてもにぎわっていました。海に浮かぶ大鳥居は修復中で、まったくといっていいほど見ることができなかったのが残念ですが、神社自体の作りや雰囲気は、とてもすばらしかったです。途中、別の観光ガイドの人の「床板にすきまがあいているのはどうしてだと思いますか」という問いに、通りすがりの子どもたちも思わず聞きながら考えていました。みなさんは、ご存じですか?
神社内を見学した後、引き潮だったこともあり、干潟に降りてみました。子どもたちは、歩いているところは時間が経つと海に沈む、という事実を知って、とても驚いていました。ここでは、厳島神社を背景に、集合写真を撮ってもらいました。
世界遺産を見学した後は、いよいよ楽しみにしていたお土産タイムです。約1時間という限られた時間の中で、通りの様々なお店で買い物をしました。子どもたちの一番の目当ては、しゃもじともみじまんじゅうだったようです。中には、買い物開始5分でレジにお金を支払っているという、決断力(?)を持った子もいました。通りには、おいしそうな食べ物のにおいが充満しており、「食べたい~」という声もありましたが、ここは我慢をして、買い物にいそしみました。みな、目的のものはだいたい買えたようで、とても充実した時間になったようでした。
買い物後は、修学旅行最後の食事です。メニューは、オーソドックスな「カツカレー」ですが、味は昔ながらの味で、とても懐かしさを感じられるようなおいしさでした。食堂の中には、多くのサイン色紙があり、みんな周りをきょろきょろしていました。
この後、フェリー、在来線と乗り継ぎ、新幹線を使って大阪へと帰ってきました。
帰校式では、出発式の時に確かめためあてをしっかりと達成できたことを確認し、たくさんのことを学んできたことをふりかえりました。このあと、学んできたことを学校のみんなに伝えるために、まとめていきます。平和報告会は12月3日です。6年生には、もうひと踏ん張りがんばってもらい、5年生までのみんなにしっかりと平和の大切さや尊さを伝えてもらえればと思います。
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