園庭のミカンの木に小さなあおむしを見つけました。
「小さいね~。」「あおむしなのに、黒い色してるよ」など、登園してくると一番に
葉っぱの上にいるあおむしをのぞきに行っていた子供たち。
葉っぱを食べてどんどん大きくなっていく姿を楽しそうに観察していました。
無事にチョウになった姿を見たときは本当に嬉しそうでした。
実は1匹目のあおむしは、さなぎからチョウになるときに羽がうまくひろがらず、飛べないまま死んでしまいました。
その姿を見て、いろいろと感じていたのではないでしょうか...。
「よかったね!」「飛べるね~!」
「バイバ~イ!!」「また来てね~!!」「元気でね~!!」
思い思いの言葉で、チョウの姿が小さくなるまで見送っていた子供たちでした。
その後、5歳児の保育であおむしのペープサートを作ると・・・
子供のイメージが、あおむしを育てた経験を重なって
「はらぺこあおむし」の劇が始まりました。
お客さんで見ていた4歳児も
「僕もやってみたいな~」「私はあおむし描かないの?」など5歳児の姿にあこがれの気持ちを膨らませていましたよ。
5歳児は、自分の描いたあおむしからどんなチョウが生まれるかな?と想像して
チョウの絵も描きました。
「あおむしの時に使ったクレパスの色の羽の色してるの」
楽しい・ふしぎ・ちょっと怖い・触れた~・かわいそう・嬉しい・やってみたい・憧れ・やった~・などなど、あおむしの観察や飼育を通して、たくさん心が動いた子供たち。
これからも、遊びや生活の中でいろいろな気持ちを経験し、心を動かしてほしいです!
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