ある日、5歳児ぱんだ組の部屋での好きな遊びの時間。
自分たちが入れるお風呂があったらいいやん!
作りたい!
段ボールがいる!
岩があるお風呂にしたい!と
どんどん話が進んで、数人で始まったお風呂ごっこ。
興味を持った5歳児さん。
我も我もとクラスみんなで「お風呂屋さんをしよう!」と
いうことになりました。
お風呂屋さんに何が必要かな?と話し合って、
「シャワー!」
「椅子もいるで。」
「外風呂!」あー露天風呂ね。
「いい匂いのするお風呂」
「ぶくぶくするやつ!」
「食べるとこあるで。」
「ピッてバーコード腕につけて入るねん。」など
子供たちから湧き出るアイディア。
ついていくのに必死の担任だったようです。
「ここな、(飛び出てるからサイズ)合わせよう。」
サイズが揃いました。細かいところにもこだわります。
「このコップ、勝手にでてくるやつみたいにしたい。」
あーそういうのあるよねと先生と一緒に考えて
実現しました。
本物に近づけたい気持ちが工夫する力を生み出します。
「シャワーのぶつぶつ(水が出るところ)どうしよう。」
「これは!!」と見つけたのが
新しい尿検査の容器。
「おしっこおしっこ」と嬉しそうに言いながら、
シャワーに取り付けていました。
「鏡は光ってるからこの銀紙にしよう!」
何気ない材料が生き返る瞬間です。
「ブクブク出るところ!」
「回すようにしたい!!」
「ほんとに座るようにしたい。」
日々工夫が生まれ、試す力や思考力もが育まれていきます。
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