帰宅途中の交差点で

昨日、学校を出て自転車で帰宅途中、交差点で信号待ちをしていました。すると、向かいで信号待ちをしていたご高齢の男性が、自転車にまたがったまま意識を失い、自転車ごと倒れてしまいました。その時頭を強くコンクリートに打ち付けてしまい大きな音がしました。

次の瞬間、その場に居合わせた高校生たちがすぐに男性に駆け寄りました。一生懸命男性に声をかけ、男性を安全な場所に移動させ、体を支え、救急車を呼び、自転車が邪魔にならないように並べたりと、自分たちで気づいたことを、臆することなく一生懸命対応してくれました。救急車を待つ間、いきなり大雨が降ってきましたが、高校生たちはその男性が濡れないように傘をさし、自分たちはずぶぬれで、私にも「大丈夫ですか？」と声をかけてくれました。

私もその場に駆け付けたのですが、私がしたのは、救急車が来た時に手を振って知らせただけでした。

この高校生たちの動きが本当に素晴らしく、感動しました。

救急車に男性が乗り込んだ後、高校生たちに話を聞くと、全員山中の卒業生でした。

今朝、彼らの在籍する２つの高校には、素晴らしい対応について連絡をさせてもらいました。

彼らが、あの交差点にいてくれて、本当に良かった。

高校生って、山中生って、素晴らしい！