9月に入りいよいよプールじまいが近づいてきました。
今回は、服を着たまま身を守る学習をしました。
水の中に落ちてしまったとき、水着を着ていたり、ゴーグルをつけていたりする人はほとんどいません。
服を着ていても自分の身を守れることが大切なのです。
そこで今年は5・6年を対象に着衣泳を実施して身を守る学習をしました。
いつものように整列して体操をします。一つ間違えば危険なことになってしまうので緊張感を持って取り組むことを確認しました。
服を着たまま、クロールやふし浮きなどをしてみました。
泳ぎにくい!プールサイドへ出るときには服がずっしり重い!靴も履いているのでやりにくい!
あちこちでこんな感想が聞かれました。
後ろから押してもらってプールに落ちます。危ないので必ず声をかけています。
落ちた子は慌てずに、動きを止めて浮いてくるのを待ちます。そして、岸辺がどこなのかを確認してそのほうへ泳いでいきます。
助けが来るまでは「浮いて待て」です。
服に空気をいれると浮くことができます。体力の消耗を防ぎます。
早速みんな空気を服の中に入れて浮いてみました。
また身近なものではペットボトルを岸辺から投げてもらい、服の中に入れるとだいぶ楽に浮かぶことができます。
これもみんなでやってみて「あ~ほんまや~」と実感していました。
プールで泳ぐ力をつけるとともに、水難事故を防ぐ力も培っています。
水の事故が少しでも減らせられたらと願っています。