今年度初めて北消防署と熱中症が発生した時の訓練を行いました。
教職員は先生役と児童役に分かれて行いました。ビブスを着用して役割がわかるようにしています。
他校の保健室の先生(養護教諭)も参加しました。
児童役の先生です。
説明を聞いた後は運動場へ。
運動会の練習をしているときに体調不良を訴える子が出てきて、熱中症の症状の対応をするという想定で始まりました。
体調がすぐれない子へは先生が丁寧に様子を聞いています。
吐き気がする子、意識がない子は保健室へ運ばれて救急車の到着を待ちます。
次々体調が悪くなっていくので救急隊員の方も先生役の教員も必死で介抱します。
できる限り迅速に病院へ搬送しなければなりません。
救急隊員が到着して重症者の児童は病院へ搬送されていきます。搬送されなかった児童は保護者の方に連絡を取り、お迎えに来てもらう子もいました。
このようにして仮定の集団災害を想定した訓練は無事に終了することができました。
訓練の後、教職員と救急隊員の方々が体育館に集まり、消防署長から講評をいただきました。
今回の訓練でやってみてわかったことがたくさんありました。良い訓練になったと思います。
熱中症が発生することがあってはならないのですが、もし起きてしまった時にはこの訓練を生かして迅速に子供たちの命を守りたいと思います。
訓練の機会をくださった北消防署の方々にも感謝です。