交通安全教室が行われました。
前半は、1年生が安全な道路の歩き方を、後半は4年生が安全な自転車の乗り方について
勉強しました。
PTAのお母さんたちにもご協力いただき、運動場いっぱいに書かれた道路や交差点を使って
実際に練習してみました。
2008年(平成20年)、当時小学校5年生の児童がマウンテンバイクに乗っていて、散歩中の
女性に衝突するという事故がありました。
事故の原因は、児童の前方不注意でした。
児童は、20~30km/hのスピードで歩道のない坂道を下っており、衝突してはね飛ばされた
女性は頭蓋骨骨折の重傷を負い、現在も意識がないといいます。
この事故では、保護者に対して高額の損害賠償が請求されました。
裁判所は、事故当時児童がヘルメットを着用していなかったなど、保護者が十分な指導や
注意をするなど監督義務を果たしていなかったと請求を認めています。
児童の登校中、学校の前の坂道を自転車が降りてくることがあります。また、児童が坂道を
スピードを出して降りてくることもあります。人と接触しないかハラハラします。自転車は便利で
気軽に乗れますが、安全に乗らなければ人に大きなけがをさせる可能性があります。地域ぐる
みで、自転車の事故には注意していきましょう。
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