本校では年間6本の研究授業と公開授業(全学年公開)を行っています。
1回目の研究授業を5月9日に5年生で行いしました。
教材「世界でいちばんやかましい音」です。
この日は「自分たちで立てた問いを解決する」という提案授業となりました。
何に対する問いなのか...それはつけたい力です。
つけたい力は「物語の全体像をとらえる」です。
授業の最初は個の考えを形成する時間です。「根拠となる叙述-理由-考え」の三角ロジックをもとに一人で考えたり、友だちと相談したり、すべての子が前向きに取り組んでいました。
その後は全体での話し合いです。
考えたことをもとに、友だちと意見をつなげる姿が!
何よりも根拠となる叙述に戻りながら、話し合う姿はさすが高学年でした!!
授業後は、教職員で協議会を行いました。
5年生の授業から感じた「大切な点」「改善点(単元構成・授業展開など)」「問いを解決する過程で働いた言語能力とは」を中心に話し合いました。
多くの意見が出て、授業者や子どもたちの姿からたくさんのことを学びとることができました!
協議会後は、関西大学初等部 金本竜一先生による講評です。
(※金本竜一先生にはブログ掲載の承諾を得ています)
・子どもたちに身につけさせたい論理的思考について
・メタ認知について
・問いの解決について
など多くのご示唆をいただきました。
5年生の研究授業から得た学びを今日からの授業へつなげていきます!
次は2年生の研究授業です!!
国語担当