今日の全校朝会では、３人の子どもたちの行いについて紹介しました。
まず、一つ目。３年生の２人の子どもたちのことです。２学期に入って、運動場の端の方や砂場の中に雑草がたくさん生い茂っていました。校務員さんもがんばってきれいにしてくださったのですが、３年生のこの２人の子どもたちは、学童で遊んでいる時間や休み時間を利用して、何日も何日も雑草を抜いてくれました。放課後、「校長先生、砂場の横に、抜いた雑草を置いているからね。」と職員室に来て報告してくれます。行って見てみると、４５ℓのごみ袋いっぱいになるぐらいの量の雑草です。こんな素敵な子どもたちがいてくれるので、みんなが運動場で気持ちよく活動できるのです。３年生の２人の子どもたち、ありがとう！！
そして、二つ目。３年生の１人の子どものことです。皆さん、運動場でボールやドッヂビー、一輪車などを使って遊びますね。ほとんどの子は片付けていると思うのですが、残念ながら毎回の休み時間、遊んだものをそのままにして校舎に戻ってくる子がいるようで・・・。そんな状況を見たこの３年生の子は、一つひとつ手で抱えて下足まで持ってきてくれています。しかも下足の所定の位置に片付けるだけでなく、きちんと片付けられていないものまで整理してくれているのです。この姿は校務員さんや警備員さんも見てくださっています。私もその様子を見ましたが、手で抱えきれないほどの物を持って戻って、そのまま下足の端から端まで点検してくれていました。これを知った皆さんはどう思いますか。「えらいね。」と言って拍手するだけでいいのでしょうか。私は、この３年生の子が「どこを見ても片付けるものがない。下足も端から端まで点検しても整理するところがない。」と思うようになってほしいです。
自分で使ったものを自分で片付けることは当たり前のこと。人に片付けさせるぐらいなら、使う資格はありません。当たり前のことを当たり前にできる子に！！
