1月18日に全校児童に向けた人権講演会が行われました。
今年度の人権講演会は、「視覚障害について理解を深めよう」「盲導犬の役割を知ろう」ということで行われました。
子どもたちは、盲導犬に気持ちが向かいつつも講師の方のお話もしっかり聞くことができていました。
はじめに、「視覚障害」ってどういうことなのか、というお話を聞きました。
目が見えにくい(見えない)と言っても人によって様々で、視力が低下している人もいるし、視野が狭くて見えにくい人もいる、という
お話を聞きました。
講師の方が話している間も盲導犬は静かに座って待っていました。→
→先生が視野が狭くなる眼鏡をかけて体験しました。
小さなボールを投げられても取れな かったり、背後で何かしていても気づなかったりします。
次に、視力障害の人は、白い杖を使ったり、盲導犬を連れていたり、目の見える人と一緒に外出したりする、ということを聞きました。
町の中で盲導犬を見るとついつい近寄って行きたくなるけど、近寄っていくと盲導犬が遊びたくなってしまうので「絶対に触らないでね。」という話もされていました。
→盲導犬は、連れている人の指示を聞いて動いています。
「盲導犬は信号もわかりません。」ということに、子どもたちは、驚いていました。盲導犬は「信号では止まる。」という訓練を受けていて、進むのかどうかは、連れている人の指示を聞いています。
信号などで困っている視覚障害者の方に会ったら、「信号は青ですよ。」や「赤ですよ。」と教えてくれるととても助かるというお話でした。
視覚障害についてや、これから視覚障害者の方や盲導犬に会ったら、どうすればいいのかということをわかりやすく教えていただきました。子どもたちにとって有意義な1時間になったと思います。
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