10月も残りわずかになりましたが、10月27日から始まった秋の読書週間に
ちなみ子どもはもちろん大人にも人気の高い絵本を3冊紹介します。秋の夜長に
絵本で読書を楽しみませんか?
1冊目は「ぼくがとぶ」作 佐々木マキ
ぼくはたくさんの木をけずり、部品をつくり布をはり塗料をぬって飛行機を作ります。
失敗して墜落したこともあるけれど、ぼくのひこうきは空を飛び・・・。続きは絵本で
読んでみてください。
2冊目は「ゴリララくんのコックさん」作 きむらよしお
ゴリララくんは、ちくわが大好き。なんでもかんでもちくわの中ににつめこみます。
なのはな・オムレツ・さかな・・そしてちくわの中にちくわ!本当にちくわが好きな
んですね。
3冊目は、「キリンですけど」作 高橋浩司 絵 丸山誠司
「サバンナを風のように走りたい」と、チーターにあこがれ、「いつもお昼寝して
いてうらやましい」と、牛にあこがれ、いろいろな動物にあこがれるキリンのお話です。
・十年屋
子どものころから大事にしていたぬいぐるみ、大好きな人からもらった
写真、大切な友だちに見せたかった雪だるま。忘れたくても忘れられない大切なもの、
思い出と一緒に魔法でお預かりします。
・子ども食堂 かみふうせん
しっかり者で心優しい麻耶、顔も頭も運動神経も良い人気者の闘志(ファイト)、
何事も普通で地味な女の子悠乃、時代劇と家族のことが大好きな一平。個性豊か
な小学生4人の孤独な物語がオンボロ食堂かみふうせんで出会い、希望の物語を紡ぐ。
・世界でいちばん貧しい大統領からきみへ
子ども時代はもっとも幸福な時期だ。子どもは遊んで遊んで遊んで、幸せになら
ないといけない。子どもはゆっくりと育つべきなんだ。自分を、そしてこれから
の人生を大切にしないといけないんだよ・・・。
・オリンピックのまるわかり事典
オリンピックの歴史や大会での記録が載っています。たくさんの写真があり、よく
わかる事典になっています。
もうすぐ夏休み!夏休みといえば、海・山・プール・花火などいろいろ思いうかびま
すね。長~いお休み中に、読書感想文コンクールに挑戦しませんか?
感想を書かなくてもOK。まずは本を手に取って読んでみましょう。
読書感想文コンクールの中からおススメ本を紹介します。
「魔女ののろいアメ」・・サキは図書館に本を返しにいくとちゅう、小さな屋台を
みつけました。そこは魔女のアメやさんでした。魔女が売っていたのは、悪口を言い
ながら作るのろいアメでした。
「子ぶたのトリュフ」・・・ お母さんぶたのおっぱいもすえなかった赤ちゃんぶた......
ジャスミンにいのちをすくわれた赤ちゃんぶたのトリュフは、元気な子ぶたに育ちました。
そして、クリスマスイブに、ある事件がおこります。
「かべのむこうになにがある?」・・・「おおきなあかいかべがありました。
いつからなのか どうしてなのか だれもしりません。
「ずっと あったのさ」
「わたしたちをまもってくれてるのよ」
「むずかしいことかんがえるのは、やめろよ」などと
みんなはいうのですが、ねずみは
かべのむこうのせかいが知りたくて......。
6月16日はなんの日かな?
1909年にアメリカ・ワシントン州スポケーンのソノラ・スマート・ドット氏が
男手一つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月で
ある6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。
6月23日は「慰霊の日」
沖縄と言うと多くの人は、青い空にエメラルドグリーンのきれいな海を想像するので
はないでしょうか?今の沖縄を見ると、昔、恐ろしい戦争があったことなんて思いも
つかないでしょう。
今から74年前、太平洋戦争で一般住民を巻き込み、約20万人の尊い命や沖縄の文化財
自然がことごとく奪われたのが沖縄戦でした。亡くなった半分の人は一般県民や子ども達
です。地獄のような激戦が3カ月も繰り広げられ、終結したのが6月23日と言われてい
ます。
母の日は、アメリカのアンナ・ジャービスという女性が母親の追悼のために
教会で白いカーネーションを配ったことがきっかけと言われています。その
追悼した日が5月の第2日曜日だったそうです。それ以降、生きているお母
さんには赤いカーネーション、亡くなったお母さんには白いカーネーション
を贈るという『母の日』となったのです。図書室にもお母さんにまつわる本が
あります。
家庭でも様々な形で、本を読む楽しさや喜びを味わっていただきたくて、
図書だよりで紹介した本を中心に紹介していきます。
①『ともだちや』 内田麟太郎:作 降矢なな:絵
「えー、ともだちやです。ともだちは いりませんか」森に住むキツネは、
「ともだちや」を始めることにしました。友だちがほしくてさびしい人に
「1時間100円」で友だちになってあげるのです。はたして、お客さんは
いるのでしょうか。
②『はれときどきぶた』 矢玉四郎:作 絵
3年3組、畠山則安。毎日日記をつけていましたが、ある日「あしたははれ、ときどき
ぶたがふるでしょう」とでたらめ日記を書いてしまいます。いったいどうなってしまう
のでしょう。
③『ほんとうのことをいってもいいの?』パトリシア・C・マキサック:作 ジゼル・ポター:絵
初めてお母さんにうそをついて後悔したビリーは、その日から本当のことだけを
言おうと誓いますが、今度は友だちを傷つけてしまい・・・。正直に本当のことを
言うのはいいこと?悪いこと?