暑くなってきましたが、みんなテクテク、フィールドワーク中。
小学校から歩いてすぐのところに永井記念館があります。
永井博士は、放射線医学の治療と研究に従事する中で、白血病を患い、その後被曝し、妻を亡くします。負傷者の救護も行い、自身も原爆症と闘いながら、執筆活動を続ける中、人々の厚意で建てられた住まいが如己堂です。
「如己堂」の名前の由来は、聖書の「己の如く隣人を愛せよ」という一節から命名されました。
ここに、2人の子供と3人で暮らしていたんですね。本当に小さな庵です。
以前、博士の著書「この子を残して」に感銘を受け、茅乃さんという実の娘さんのご講演を聴く機会があり、直筆で本にお名前を書いていただきました。改めてその時のことを思い出し、実際の如己堂をみて感動しました。
あのヘレンケラーもお見舞いに訪れています。