それは10月1日のことです。
2年生の女の子「校長先生、消費税って何?」
おおっ 経済についての質問です。
皆さんは、7歳の子を前にどのようにして応えますか。
即答をしなくてはいけない私がに応えたことは、
目の前の横断歩道や点字ブロックを指さして、
TABUCHI 「これって、みんなが使うものやんなあ。」
2年生 「うん」
TABUCHI 「つくるのにお金要るやろ?」
2年生 「うん」
TABUCHI 「これや、これのように、みんなが使って必要なものは
大人の人たちがお金を少しずつ出してるねんよ。
税金っていうねんけど、消費税もその1つやねん。
難しいよなあ。」
2年生 「ふ~ん」
朝1番の立ち話で、私が伝えられたことは、情けないですがここまででした。
彼女はどう感じたでしょう。
「おかしいやん。大人だけじゃなくて、子どもの私が何か買っても
消費税があるやん」っていつか考えるでしょうか。
「みんなが使うものはお父さんやお母さんたちがお金払ってやんや」と
思うのでしょうか。
皆さん、素敵だと思いませんか?
昨今、TVや大人たちが「消費税」の言葉を連呼している中、
彼女は「疑問」持ったのです。
主体的な学びは「なんでやろ?」「不思議やな」からはじまります。
そして「調べてみよう」「考えてみよう」につながるのです。
彼女のように「知りたい」と思い、「聴く」ことにもつながりました。
そして、私と話しても、きっとわからないことが残ってるはずです。
そのことが「もっと調べたい」「なんでお金払うの?」という
さらなる学びにつながれば、素晴らしい!
と、一人で喜ぶのはもったいないと思い、皆さんにおすそ分けしました。
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